第一三共がストップ高、抗体薬物複合体でアストラゼネカとの提携に注目集中

株式市場 銘柄

■乳がん、胃がん、非小細胞肺がん、大腸がんなどで臨床試験が進行中

第一三共<4568>(東1)は3月29日、買い気配を上げたあとストップ高の5100円(700円高)で始まり、約5ヵ月ぶりに上場来の高値を更新した。同日朝、英国に拠点を置く世界的医薬品大手アストラゼネカと「ラスツズマブ デルクステカン(DS-8201)」に関するグローバル開発及び販売提携を発表。注目が集中した。

 発表によると、「ラスツズマブ デルクステカン(DS-8201)」は、第一三共独自のADC技術を用いて創製され、独自のリンカーを介して新規のトポイソメラーゼI阻害剤(薬物)を抗HER2抗体に結合させた薬剤。薬物をがん細胞内に直接届けることで、薬物の全身曝露を抑えるよう設計されている。

 北米、欧州及び日本を含むアジアで、乳がん、胃がん、大腸がん、膀胱がん、非小細胞肺がんなどを対象とした広範かつ包括的な臨床試験(第1相~第3相)が進められているという.。(HC)

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