【株式市場】日経平均は大幅続伸、新元号「令和」関連株も動き主力株が総じて強い

株式

◆日経平均は2万1509円03銭(303円22銭高)、TOPIXは1615.81ポイント(24.17ポイント高)、出来高概算(東証1部)は増加し14億1919万株

チャート13

 4月1日(月)後場の東京株式市場は、株価指数先物がストンと値を消して始まり、日経平均も前引け値より50円ほど安く始まった。11時30分過ぎに新元号が「令和」と発表されたためか、新元号景気への期待などで株価指数先物を買い上げてきた勢力の中に一部、出尽し感が広がったとの見方があった。中国の一部経済指標の改善を受けてルネサスエレクトロニクス<6723>(東1)が値上がり率10%前後を保ち、安川電機<6506>(東1)は出来高も急増して高い。日経平均は2日経平均は大引けまで上げ幅300円台で一進一退となったが2日続伸した。
東証2部指数も2日続伸。一方、マザーズ指数と日経JASDAQ平均は前引けまで高かったが大引けはともに軟化して反落。

第一三共<4568>(東1)が2日続けて大幅高となり、がん治療薬で英大手との提携を好感。サノヤスHD<7022>(東1)は業績予想の増額が好感されてストップ高。ピーエイ<4766>(東2)は日々公表銘柄解除が言われて再び急伸。梅の花<7604>(東2)和心<9271>(東マ)レイ<4317>(JQS)は後場急動意となり新元号「令和」関連株との見方。イナリサー<2176>(JQS)は受託治験大手の米社との代理店契約が注目されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は14億1919万株(前引けは7億2804万株)、売買代金は2兆4846億円(1兆2052億円)。1部上場2139銘柄のうち、値上がり銘柄数は1837(同1951)銘柄、値下がり銘柄数は259(同160)銘柄。

 また、東証33業種別指数は前比家と同様、空運、を除く32業種が値上がりし、値上がり率上位は、石油・石炭、鉄鋼、金属製品、非鉄金属、輸送用機器、繊維製品、ガラス・土石、海運、パルプ・紙、電気機器、倉庫・運輸、卸売り、などとなった。(HC)

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