日本製鉄は後場も堅調、オーストラリアの鉄鉱石に生産減少の観測

株式市場 銘柄

■4月1日付で旧・新日鐵住金から社名を変更

日本製鉄<5401>(東1)は4月2日の後場も堅調で、13時にかけては2040.0円(27.5円高)前後で推移している。4月1日付で新日鐵住金から社名を変更し、2日は午前11時頃、オーストラリアで前週発生したサイクロン「ベロニカ」の被害によって資源大手BHPグループの鉄鉱石の生産量が600万~800万トン減少するとの通信社報道が伝えられ、材料視された。

 鉄鉱石の生産減少は原料高につながるが、市場関係者の間では、これを原因とした製品値上げの余地拡大のほうに注目する動きが多いようだ。

 4月1日付で開示したトップメッセージ(橋本英二代表取締役社長)では、「つくる力」の再構築、「売る力」の強化、などを掲げている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■内蔵インヒールで自然な足長効果、フォーマルからビジネスまで対応  青山商事<8219>(東証プラ…
  2. ■デュアル周波数対応で通信の安定性を確保  世界的なDX進展を背景に京セラ<6971>(東証プライ…
  3. ■リアルタイム文字起こしと自動要約で議事録作成を効率化  シャープ<6753>(東証プライム)は2…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■低PER・高配当利回り、不動産・銀行株が市場を牽引  3月の東京都区部消費者物価指数が前年比2.…
  2. ■新年度相場のサブテーマは「物価」?!  米国のトランプ大統領は、「壊し屋」と奉る以外にない。その…
  3. ■新年度相場の初動として注目される値上げ関連銘柄  4月予定の値上げは、原材料価格上昇や物流費増加…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ関税懸念も『総論弱気、各論強気』の市場展開  「トランプ・ディール(取引)」と「トランプ…
  5. ■名変更会社の局地戦相場の待ち伏せ買いも一考余地  今年4月1日以降、来年4月1日まで社名変更を予…
  6. ■あの銘柄が生まれ変わる!市場を揺るがす社名変更、次なる主役は?  「トランプ・トレード」が、「ト…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る