【銘柄フラッシュ】ピーエイなど急伸しマルマエなど半導体製造関連株も高い
- 2019/4/3 16:23
- 株式投資ニュース
4月3日は、株価ひとケタ銘柄を除くとマルマエ<6264>(東1)が9.5%高となって東証1部の値上がり率トップとなり、米国の半導体株高などを受けて半導体関連株が総じて強かったことや、3月16日に発表した2月の月次動向で、製造装置関連事業の受注動向について「メモリ向けの投資についても再開の兆しが見え始め」「特に、停止していた3D・NAND向けの設備投資に複数社で再開の動き」などとした点が注目されて戻り高値を更新。
ジャパンマテリアル<6055>(東1)は9.0%高となって年初来の高値を更新。半導体や液晶製造用の特殊ガス供給装置とガスを製販するため、半導体関連株高に連動の見方。帝国電機製作所<6333>(東1)も主力のキャンドモーターポンプの需要回復などが期待されて8.9%高となり戻り高値を更新。
ピーエイ<4766>(東2)は24.4%高となり急反発。今12月期な完全黒字化の見込みで特有の値幅妙味があるとされ、2月に仕込んだ向きが3月に入って値幅狙いの動きを強めてきたとの見方。三社電機製作所<6882>(東2)、東邦化学工業<4409>(東2)も半導体製造に関連するため各々7.9%高、10.6%高。
Amazia<4424>(東マ)はストップ高の503円高(3210円、基準値から500円高、18.6%高)となり上場来の高値を更新。2009年10月1日の設立で今秋10周年になり、業績も連続最高益の見込みのため初配当の見込みが大と期待する様子が。ヒューマン・アソシエイツ・HD<6575>(東マ)は17.5%高となり、企業・団体のメンタルヘルスケアが働き方改革につながるとされて一段高。
細谷火工<4274>(JQS)は14.1%高となり、北朝鮮が長距離ミサイル発射場の整備を終えたと伝えられ、防衛関連株の一角として注目再燃。ルーデンHD<1400>(JQS)は13.2%高となり、マンション室内工事などとともに、不動産を「ビットコインで決済可能とする決済スキーム」の構築なども行うため、このところトルコ通貨安などを受けて仮想通貨の相場が持ち直してきたことなどが材料視されていた。(HC)