【株式市場】米NASDAQの5日続伸等受け日経平均は55円高まで上げて続伸基調

株式

◆日経平均は2万1768円85銭(55円64銭高)、TOPIXは1624.83ポイント(3.06ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億77万株

チャート4

 4月4日(木)前場の東京株式市場は、日経平均が朝寄り後の50円31銭安(2万1662円90銭安)を下値に切り返し、11時にかけては74円39銭高(2万1787円60銭)まで上げた。米トランプ大統領の利下げ要請などを受け、円相場はやや円高になったものの、米S&P500株価指数とNASDAQ総合指数の5日続伸などを受けて信越化学工業<4063>(東1)アドバンテスト<6857>(東1)などの半導体関連株が強い。材料株物色も活発。日経平均の前引けは55円64銭高(2万1768円85銭)。東証2部指数、日経JASDAQ平均も高い。一方、マザーズ指数は安い。

レッグス<4286>(東1)が朝方から買い気配のままストップ高に張り付き、ウォルト・ディズニー・ジャパンとのライセンス契約が好感され、エスプール<2471>(東2)は第1四半期決算の大幅増益が注目されて上場来の高値。フェニックスバイオ<6190>(東マ)は高尿酸血症に関する特許が注目されてストップ高。ルーデンHD<1400>(JQS)は不動産を「ビットコインで決済可能とする決済スキーム」なども行い、このところのトルコ通貨安などを受けて仮想通貨の相場が持ち直してきたことなどが材料視されて大幅続伸。

 東証1部の出来高概算は6億77万株、売買代金は9451億円。1部上場2140銘柄のうち、値上がり銘柄数は1223銘柄、値下がり銘柄数は810銘柄となった。(HC)

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