エル・ティー・エスは底値圏、19年12月期増収増益予想

株式市場 銘柄

 エル・ティー・エス<6560>(東マ)は、ロボティクス・AIやビジネスプロセスマネジメントを活用し、企業変革と働き方改革を支援するプロフェッショナルサービス事業を主力としている。19年12月期増収増益予想である。株価は反発力の鈍い展開だが底値圏だろう。反発を期待したい。

■ビジネスプロセスマネジメントを活用したプロフェッショナルサービス事業

 ロボティクス・AIやビジネスプロセスマネジメントを活用し、企業変革と働き方改革を支援するプロフェッショナルサービス事業を主力としている。プラットフォーム事業も展開している。

 18年9月にはGRANDITとRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)パートナー契約を締結し、ERPパッケージ「GRANDIT」導入時の業務コンサルティング支援で協業を開始した。19年3月には「Oracle PBCS導入・RPA自動連係ソリューション」の提供を開始した。

■19年12月期増収増益予想

 19年12月期の連結業績予想は、売上高が18年12月期比7.0%増の32億円、営業利益が11.0%増の3億円、経常利益が9.4%増の2億95百万円、純利益が8.2%増の2億円としている。プロフェッショナルサービス事業5.1%増収、プラットフォーム事業29.1%増収を計画し、成長投資負担を吸収する。好業績を期待したい。

■株価は底値圏

 株価は反発力の鈍い展開だが、18年12月安値1177円を割り込む動きは見られない。底値圏だろう。反発を期待したい。4月4日の終値は1337円、今期予想連結PERは約27倍、時価総額は約55億円である。

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