リボミックは大正製薬との共同研究成果の特許出願が注目されストップ高買い気配
- 2019/4/5 11:36
- 株式投資ニュース
■変形性関節症の新規治療薬候補となるアプタマー医薬品の創製に進展
リボミック<4591>(東マ)は4月5日の前場、朝から買い気配のままストップ高の696円(100円高)に張り付き、前引けにかけて売買が成立していない。4日の取引終了後、「大正製薬株式会社との共同研究成果の特許出願完了」などを発表し、注目が集中した。
発表によると、同社は、大正製薬ホールディングス<4581>(東1)の大正製薬株式会社と、アプタマー医薬品の創製を目的に2014年3月から共同研究を実施してきた。その結果、得られたアプタマーに、変形性関節症の増悪因子の一つである「ADAMTS5」の働きを抑制し、変形性関節症の新規治療薬候補となる可能性が示されたことから、当該成果に関するPCT出願を共同で完了し、当該出願特許は両者共有で権利化していくこととした。(HC)