アジャイルメディア・ネットワークは底値圏、19年12月期営業・経常増益予想
- 2019/4/8 05:49
- 株式投資ニュース
アジャイルメディア・ネットワーク<6573>(東マ)は、企業プロモーション向けに「アンバサダープログラム」を提供している。19年12月期営業・経常増益予想である。株価は買いが続かず2月安値に接近しているが、ほぼ底値圏だろう。出直りを期待したい。
■「アンバサダープログラム」を提供
18年3月東証マザーズに新規上場した。好きな企業やブランドの魅力を自発的に口コミで身近な人に伝えるファンをアンバサダー(大使)と定義し、企業のプロモーション向けにソーシャルメディアや体験を通じてアンバサダーを育成・活性化するファン発見・活性化・分析サービス「アンバサダープログラム」を提供している。
19年2月にはクラウドファンディング「flyingV」を運営する台湾のOntoo社と業務提携した。
■19年12月期営業・経常増益予想
19年12月期の連結業績予想(連結決算に移行)は、18年12月期の非連結実績との比較で、売上高が27.3%増の11億58百万円、営業利益が15.8%増の1億04百万円、経常利益が31.7%増の1億04百万円、純利益が16.8%減の66百万円としている。純利益は繰延税金資産の取り崩しで減益予想だが、アンバサダー事業が伸長し、カタパルト事業や海外事業(台湾)への投資も寄与して営業増・経常増益予想である。収益拡大を期待したい。
■株価は底値圏
株価(18年9月1日付で株式3分割)は買いが続かず2月安値960円に接近しているが、ほぼ底値圏だろう。出直りを期待したい。4月5日の終値は1122円、今期予想連結PERは約35倍、時価総額は約23億円である。