【株式市場】日経平均は反発するがTOPIXは続落しマザーズ指数は3日続伸

株式

◆日経平均は2万1802円59銭(40円94銭高)、TOPIXは1618.76ポイント(1.38ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少な目で11億544万株

チャート6

 4月9日(火)後場の東京株式市場は、トヨタ自動車<7203>(東1)ファナック<6954>(東1)などが前引け値を上回って始まり、日経平均も前引け値をより38円ほど高く始まった。ただ、全般は引き続き個別物色の色彩が濃く、ソニー<6758>(東1)は米ヘッジファンドのサード・ポイントによる買い増し観測を受けて一段とジリ高。日経平均は40円高で大引けとなり前日比で反発した。

 ただ、TOPIXは戻しきれず2日続落。東証2部指数も2日続落。日経JASDAQ平均は5日ぶりに反落。一方、マザーズ指数は3日続伸となった。

 後場は、キャリアリンク<6070>(東1)が一段とジリ高になり、業績見通しの増額発表などが注目されて活況高。エスプール<2471>(東2)は引き続き第1四半期の2ケタ増益決算などが注目されて高値更新の幅を拡大。キャンバス<4575>(東マ)は米国の学会での発表などへの評価が再燃とされてストップ高買い気配のまま推移。高見沢サイバネティックス<6424>(JQS)は「紙幣一新」関連株の中で後場も強差が目立ちストップ高を継続。

 東証1部の出来高概算は少な目で11億544万株(前引けは5億4074万株)、売買代金は1兆9426億円(同9196億円)。1部上場2140銘柄のうち、値上がり銘柄数は705(同355)銘柄、値下がり銘柄数は1318(同1702)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は11業種(前引けは4業種)となり、値上がり率上位は、石油・石炭、電気機器、鉱業、保険、海運、その他製品、輸送用機器、などとなった。(HC)

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