【新規上場(IPO)銘柄】オーウエルはカスタムICの開発サポートが注目、5月14日に本決算発表

株式市場 IPO 鐘

 オーウエル<7670>(東2)は、昨年12月13日に東京証券取引所市場第二部に上場。同社は、1943年の会社設立以来、産業用塗料で常に販売高トップの実績を上げている。取引先は、約3,000社の仕入先と約3,000社の得意先。豊富な取扱商品の中からニーズに合った最適な商品を提供し、国内外のものづくりを支えている。


 現在では、塗料・塗膜形成技術、生産財(化成品・物資)、工事、グローバル、LED照明、機能性光学製品、エレクトロニクスの7つの基幹事業を展開。同社、連結子 会社16社及び持分法適用関連会社4社の計21社で構成され、塗料関連事業、電気・電子部品事業の2つの事業に関連する2つの事業に関する商品の販売を行っている。

 足元の業績は、前2019年3月期第3四半期業績実績が、売上高478億4300万円、営業利益9億7600万円、経常利益11億4200万円、純利益7億8000万円に着地。

 前19年3月期業績予想は、売上高670億円(前期比5.1%増)、営業利益13億5000万円(同12.5%増)、経常利益14億8000万円(同10.7%増 )、純利益10億円(同21.5%増)を見込む。年間配当予想は、期末一括20円(同8円増)の増配を予定している。

 株価は、昨年12月14日につけた上場来高値926円から1月4日につけた上場来安値602円まで調整を挟んで2月5日高値758円と上昇。その後、2月15日安値688円、3月14日安値678円、4月5日安値678円と売り直され、目先下値を固めた感がある。自動車では顧客ニーズに合わせたカスタムICの開発をサポートしているほか、エレクトロニクス化が急速に進んでいる建設機械に対してジョイスティックコントローラー・ペダル等の機構部品を提供していることが注目される。来20年3月期続伸・増配含みと観測、前期予想PER7倍台・PBR0.43倍と割安感はあるうえ、配当利回り約2.9%と利回り妙味もソコソコある。5月14日に予定される本決算の発表 を前に下値水準に押す場面があれば、買いを考えたい。(株式評論家・信濃川)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■特殊な無線技術で高感度化、動物実験で市販測定器と高い一致  早稲田大学と山口大学の研究グループは…
  2. ■2019年以来の来日、K-POP史上最多規模の単独ツアー  21世紀のポップアイコン・BTSが、…
  3. ■開園から42年266日、2パーク合計で大台到達  オリエンタルランド<4661>(東証プライム)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■高市トレード調整は好機か、配当利回り上位株で権利取り戦略  今週の当コラムは、権利付き最終売買日…
  2. ■「音楽が鳴っている限り踊る」か「笛吹けど踊らず」か、高市トレードで問われるベテラン投資家の知恵 …
  3. ■上方修正を重ねる銘柄群が相場の主役に  同コラムは今週、ダブルセット銘柄、トリプルセット銘柄、フ…
  4. ■政治安定を好感、全面高期待が再燃  超短期決戦だった衆議院議員選挙が、昨8日に投票され即日開票さ…
  5. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  6. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る