クレスコが開発した医療画像解析ソフトウェアが「画像ファイリングソフトウェアNAVIS(R)-EX」に採用

■入力された「光干渉断層計(OCT)画像」を瞬時に読み取り、「スクリーニング機能」を実現

 クレスコ<4674>(東1)が開発した医療画像解析ソフトウェアが、ニデック(本社:愛知県蒲郡市)が販売する「画像ファイリングソフトウェアNAVIS(R)-EX」に採用された。

 同社の開発した医療画像解析ソフトウェアをモジュール化し、ニデック社の画像ファイリングソフトウェアNAVIS(R)-EXに組み込むことで、入力された「光干渉断層計(OCT)画像」を瞬時に読み取り、正常眼との乖離の度合いを示す「スクリーニング機能」を実現した。眼科領域におけるこのような機能は世界でもまだ類例の少ない先進的な技能である。

 なお、画像ファイリングソフトウェアNAVIS(R)-EXは、ニデック社から4月15日に国内外の医療機関に販売される。

 同社は眼科医療の領域における機械学習などの画像解析技術を活用した医師の診断支援にいち早く取り組み、名古屋市立大学院医学研究科視覚科学分野(以下、名古屋市立大学)をはじめとする医療機関と連帯し、数年にわたり研究開発してきた。今回のソフトウェアはその成果が実際の製品に初めて活かされたもの。

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