フロンティアインターナショナルは底打ち感、19年4月期利益横ばい予想だが20年4月期収益拡大期待
- 2019/5/1 08:24
- 株式投資ニュース
フロンティアインターナショナル<7050>(東マ)は、イベント企画・制作会社としてプロモーション事業を展開している。19年4月期は利益横ばい予想だが、20年4月期の収益拡大を期待したい。株価はIPO後の落ち着きどころを探る段階だが、底打ち感を強めている。出直りを期待したい。
■イベント企画・制作会社
19年2月東証マザーズに新規上場した。イベント企画・制作会社として、プロモーション事業(イベントプロモーション、キャンペーンプロモーション、PR、スペースプロデュース、デジタルプロモーション、店頭販売支援)を展開している。
■19年4月期利益横ばい予想だが20年4月期収益拡大期待
19年4月期連結業績予想は、売上高が18年4月期比7.2%増の130億72百万円、営業利益が1.3%増の10億59百万円、経常利益が1.8%増の10億65百万円、純利益が1.7%減の7億01百万円としている。需要が好調に推移して増収だが、営業および内部管理体制強化に向けた人件費の増加などで利益横ばい予想としている。
第3四半期累計は売上高が87億81百万円、営業利益が8億円、経常利益が7億99百万円、純利益が5億44百万円だった。そして通期予想に対する進捗率は売上高67.2%、営業利益75.5%、経常利益75.0%、純利益が77.6%と概ね順調だった。通期ベースで利益横ばい予想だが、20年4月期の収益拡大を期待したい。
■株価は底打ち感
株価はIPO後の落ち着きどころを探る段階だが、4月4日の上場来安値2280円から切り返して底打ち感を強めている。出直りを期待したい。4月26日の終値は2568円、前期推定連結PERは約15倍、時価総額は約112億円である。