VALUENEXは底打ち感、19年7月期大幅増収増益予想
- 2019/5/3 06:01
- 株式投資ニュース
VALUENEX<4422>(東マ)は、独自アルゴリズムを基盤とするビッグデータ解析ツールのライセンス販売およびコンサルティングを展開している。19年7月期大幅増収増益予想である。第2四半期累計は赤字だったが、通期ベースで好業績を期待したい。株価は底打ち感を強めている。出直りを期待したい。
■ビッグデータ解析ツールとコンサルティング
18年10月東証マザーズに新規上場した。アルゴリズム事業として、独自アルゴリズムを基盤とするビッグデータ解析ツール「TechRadar」「DocRadar」のライセンス販売、およびコンサルティングを展開している。予測分析(プレディクティブ・アナリティクス)に応用可能なアルゴリズムが特徴である。
■19年7月期大幅増収増益予想
19年7月期の連結業績予想は、売上高が18年7月期比35.9%増の6億90百万円、営業利益が39.1%増の1億07百万円、経常利益が36.8%増の1億06百万円、純利益が44.7%増の1億21百万円としている。
第2四半期累計はASPサービスの伸長などで大幅増収だが、人件費の増加や上場に伴う一時的費用の影響で各利益は赤字だった。ただしコンサルティングは年度末にあたる第3四半期に売上が集中する傾向があるため、通期ベースで好業績を期待したい。
■株価は底打ち感
株価は4月3日の安値2021円から切り返して底打ち感を強めている。出直りを期待したい。4月26日の終値は2791円、今期予想連結PERは約60倍、時価総額は約80億円である。