バルニバービは戻り試す、19年7月期増収増益予想
- 2019/5/2 06:33
- 株式投資ニュース
バルニバービ<3418>(東マ)は飲食店の企画・運営を展開している。19年7月期増収増益予想である。積極的な新規出店や利益率改善で20年7月期も収益拡大を期待したい。株価は下値固め完了して急反発の動きだ。戻りを試す展開を期待したい。
■飲食店の企画・運営
関東と関西を中心にカフェやレストランなど飲食店の企画・運営を展開している。公園や水辺を含む独自出店戦略を特徴としている。19年1月末時点のグループ総店舗数は82店舗である。
■19年7月期増収増益予想
19年7月期連結業績予想は、売上高が18年7月期比6.4%増の119億円、営業利益が17.6%増の5億円、経常利益が8.1%増の4億60百万円、純利益が28.3%増の2億90百万円としている。
第2四半期累計は、売上高が前年同期比4.1%増の55億72百万円、営業利益が33.0%増の1億95百万円、経常利益が39.3%増の1億92百万円、純利益が38.3%増の1億01百万円だった。管理体制強化によるコストコントロール効果、天候要因を受けやすい一部店舗の環境改善効果などで、計画超の大幅増益だった。
通期も一部の下期出店予定店舗の開業遅延影響を吸収して増収増益予想である。積極的な新規出店や利益率改善で20年7月期も収益拡大を期待したい。
■株価は戻り試す
株価は1000円近辺で下値固め完了して急反発の動きだ。戻りを試す展開を期待したい。4月26日の終値は1195円、今期予想連結PERは約36倍、時価総額は約104億円である。