アイモバイルは調整一巡、19年7月期大幅増益予想

株式市場 銘柄

 アイモバイル<6535>(東1)は国内最大級のアドネットワーク広告を主軸として、コンシューマ事業およびインターネット広告事業を展開している。19年7月期はふるさと納税事業が牽引して大幅増益予想である。20年7月期も収益拡大を期待したい。株価は3月の年初来高値圏から反落したが、調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。

■コンシューマ事業およびインターネット広告事業を展開

 国内最大級のアドネットワーク広告を主軸として、コンシューマ事業(ふるさと納税事業、ネットキャッチャー事業、人材紹介事業、レストランPR事業など)、およびインターネット広告事業(アドネットワーク事業、動画広告事業、代理店事業、アフィリエイト事業など)を展開している。

■19年7月期大幅増益予想

 19年7月期の連結業績予想(3月7日に上方修正)は、売上高が18年7月期比11.2%増の200億01百万円、営業利益が41.6%増の30億円、経常利益が46.6%増の30億72百万円、純利益が54.1%増の17億95百万円としている。

 インターネット広告事業は市場環境変化で低調だが、コンシューマ事業において主力のふるさと納税事業「ふるなび」が想定以上に好調に推移している。なお第2四半期累計は前年同期比34.6%増収、81.5%営業増益だった。通期ベースも好業績が期待される。また20年7月期も収益拡大を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価は3月の年初来高値1051円から反落したが、調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。5月8日の終値は843円、今期予想連結PERは約11倍、時価総額は約204億円である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■離職率低下と顧客満足向上を実証、省人化潮流に逆行する人材重視戦略  「丸亀製麺」主力のトリドール…
  2. ■ビーム整形と出力平準化技術を融合し大気揺らぎを克服  NTT<9432>(東証プライム)と三菱重…
  3. ■航続距離650キロを実現、日野が新型FCV大型トラック投入  日野自動車<7205>(東証プライ…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る