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トヨタ自動車とパナソニックが街づくり事業」で新合弁会社を設立
- 2019/5/9 12:43
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■ミサワホームの住宅事業とトヨタホーム、パナソニックホームズも統合
トヨタ自動車<7203>(東1)とパナソニック<6752>(東1)は5月9日11時30分、「街づくり事業に関する合弁会社の設立に向けた合意」を発表し、トヨタ自動車が進めるモビリティサービスへの取り組みと、パナソニックが進める「くらし」のアップデートへの取り組みを融合させつつ、街全体での新たな価値の創出を目指すとした。
合弁会社の名称は「プライム ライフ テクノロジーズ」株式会社(Prime Life Technologies Corporation)。設立年月日は2020年1月7日(予定)。資本金は未定。出資比率はパナソニックグループ・トヨタ自動車間で同一とする。なお、三井物産<8031>(東1)と本合弁会社の発展に資する協議を進めており、三井物産による出資の可能性を含め検討していく予定。
また、同時に、トヨタホーム、パナソニックホームズ、ミサワホーム<1722>(東1)の住宅事業の統合も発表。株式交換や共同株式移転、三角株式交換の方法により、それぞれの株式を新合弁会社に移管する予定とした。統合により、戸建住宅では供給戸数が約1万7千戸を誇る国内住宅業界でトップクラスの企業になる見込みとした。
なお、トヨタ自動車とパナソニックは20年ほど前にレーシングカー事業で提携し、チーム「パナソニックトヨタ」を展開したことがある。(HC)