ロードスターキャピタルは反発の動き、19年12月期大幅増収増益予想で1Q順調

株式市場 銘柄

 ロードスターキャピタル<3482>(東マ)は付加価値を高めて売却する不動産投資運用を主力としている。19年12月期大幅増収増益・増配予想である。第1四半期は大型案件が牽引して大幅増収増益と順調だった。通期も好業績を期待したい。株価は反発の動きを強めている。戻りを試す展開を期待したい。

■不動産投資運用が主力

 不動産とテクノロジーを融合し、コーポレートファンディング事業(不動産投資、不動産賃貸)を主力として、クラウドファンディング事業、その他事業(アセットマネジメント)も展開している。18年8月にはクラウドファンディング事業で、エクイティ投資型商品の第1号案件の募集を開始した。収益は物件売却によって変動しやすい。

■19年12月期大幅増収増益・連続増配予想

 19年12月期連結業績予想は、売上高が18年12月期比39.5%増の134億87百万円、営業利益が31.1%増の31億37百万円、経常利益が31.2%増の27億77百万円、純利益が22.1%増の16億59百万円としている。コーポレートファンディング事業、クラウドファンディング事業とも伸長して大幅増収増益予想である。配当予想は2円増配の年間11円50銭(期末一括)としている。

 第1四半期は売上高が前年同期比2.6倍の45億93百万円、営業利益が2.6倍の10億42百万円、経常利益が2.6倍の8億86百万円、純利益が2.7倍の5億68百万円だった。大型案件が牽引して大幅増収増益だった。通期も好業績を期待したい。

■株価は反発の動き

 株価(18年11月30日付で株式2分割)は反発の動きを強めている。戻りを試す展開を期待したい。5月9日の終値は944円、今期予想連結PERは約12倍、時価総額は約201億円である。

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