ニホンフラッシュは大幅増益見通しを好感して急反発

株式市場 銘柄

■年初来高値を更新しストップ高、値上がり率第1位

 マンション向け内装建具・造作材、収納家具などの製造販売を行うニホンフラッシュ<7820>(東1)は10日、500円高(24.88%高)の2510円と急反発し、年初来高値を更新しストップ高となった。全市場での値上がり率は第1位。

■3期連続で過去最高益更新の見通し

 発表した20年3月期連結業績予想で、純利益が前期比20.8%増の30億円、売上高が前期比25.4%増の310億円、経常利益が前期比25.4%増の42億円、営業利益が前期比29.4%増の46億円と、3期連続で過去最高益更新の見通しであることが好感された。

 なお、19年3月期の連結決算は、純利益が前期比5.9%増の24億円。売上高は前期比19.8%増の247億円、経常利益は前期比7.6%増の33億円、営業利益は前期比12.3%増の35億円だった。

 同社は、今後首都圏や近畿圏への営業活動の強化に加え地方都市の開拓(2019年4月中国営業所開設)、新規顧客開拓や既存顧客への深耕拡大を図っていく。また、収納家具の販売やホテル中心とした非住宅分野と老健施設などの医療介護分野での拡販のため、機能的新商品開発(遮音ドア等)にも注力していく。

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