【株式市場】日経平均は6日続落するが好決算株などへの選別買いは旺盛

株式

◆日経平均は2万1191円28銭(153円64銭安)、TOPIXは1541.14ポイント(8.28ポイント安)、出来高概算(東証1部)は14億2097万株

チャート12

 5月13日(月)後場の東京株式市場は、引き続き中国景気の日本企業への影響などが気にされる様子があり、日経平均は95円安で始まった後も上値の重い展開となった。中で、昼前に3月決算と今期の見通しを発表した極洋<1301>(東1)、正午に発表した大林組<1802>(東1)が後場から急伸し、14時に発表したプリマハム<2281>(東1)も急伸など、好業績株を選別買いする動きは強かった。日経平均は145円安前後(2万1200円前後)で推移し、大引けも153円安で6日続落となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 後場は、コメ兵<2780>(東2)がコメダ珈琲との連携事業や13日の決算発表への期待などから一段とジリ高傾向になり、Amazia<4424>(東マ)は8日発表の決算などを受けて連日高値を更新。KUDAN<4425>(東マ)、ハーバー研究所<4925>(JQS)は10日発表の決算などが注目されて急伸。

 東証1部の出来高概算は14億2097万株(前引けは7億625万株)、売買代金は2兆3616億円(同1兆1648億円)。1部上場2140銘柄のうち、値上がり銘柄数は589(同1056)銘柄、値下がり銘柄数は1491(同991)銘柄。

 また、東証33業種別指数は9業種(前引けは12業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、石油・石炭、食料品、陸運、輸送用機器、鉱業、ゴム製品、などだった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る