寿スピリッツの19年3月期は8期連続で過去最高売上高を更新し、利益面でも最高益を達成

株式市場 銘柄

■シュクレイの大幅増益に加え、九十九島グループは黒字転換

 寿スピリッツ<2222>(東1)の19年3月期は、8期連続で過去最高売上高を更新し、利益面でも最高益を達成した。

 事業別の業績は、シュクレイは売上高138億60百万円 (同20.0%増)、営業利益20億89百万円(同76.0%増)、ケイシイシイは売上高120億11百万円(同1.4%増)、営業利益15億52百万円(同6.3%減)、寿製菓・但馬寿は売上高100億79百万円(同3.3%減)、営業利益10億73百万円(同12.7%減)、販売子会社は売上高58億29百万円(同5.6%増)、営業利益4億66百万円(同14.0%増)、九十九島グループは売上高37億59百万円(同13.3%増)、営業利益1億19百万円(前年同期△2億13百万円)、その他は、売上高3億21百万円(前年同期比5.5%減)、営業利益△91百万円(前年同期△52百万円)であった 。

 以上のように、シュクレイの大幅増益に加え、九十九島グループの黒字転換により、ケイシイシイ、寿製菓・但馬寿の減益をカバーした。

 その結果、19年3月期連結業績は、売上高407億68百万円(前年同期比9.1%増)、営業利益59億75百万円(同19.2%増)、経常利益60億12百万円(同19.1%増)、純利益39億72百万円(同12.4%増)と最高益更新を達成した。

 好業績であったことから、期末配当は5円増配の40円となった。

 今期20年3月期連結業績予想は、売上高452億円(前期比10.9%増)、営業利益69億70百万円(同16.6%増)、経常利益70億円(同16.4%増)、純利益45億50百万円(同14.5%増)と最高益更新を見込む。

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