メディカル・データ・ビジョンが逆行高、費用先行の期に黒字化し注目集まる

株式市場 銘柄

■第1四半期、「データ利活用サービス」事業中心に好調

メディカル・データ・ビジョン<3902>(東1)は5月14日、取引開始後に15%高の1137円(150円高)まで上げて急伸。全体相場の下げに逆行高となっている。5月13日に発表した2019年12月期・第1四半期の連結決算(2019年1月~19年3月)が各利益とも大きく黒字化し、第1四半期は費用先行型のため赤字になることが少なくなかったにもかかわらずの黒字で注目が集まった。

 第1四半期は、保有する大規模診療データベースを用いた「データ利活用サービス」事業の売上高が前年同期比30%拡大するなどで、連結売上高は前年同期比23.5%増加して8.69億円となった。営業利益は前年同期の0.3億円の赤字に対し1.02億円の黒字となり、親会社株主に帰属する四半期純利益も同じく0.5億円の赤字から0.68億円の黒字に転換した。データ利活用サービスのひとつであるアドホック調査サービスの売上高が期初から一段と拡大して同40.3%増加したという。(HC)

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