【新規上場(IPO)銘柄】グッドスピードは中古車販売等を展開、今9月期第2四半期業績は高進捗

株式市場 銘柄

 グッドスピード<7676>(東マ)は、4月25日に東京証券取引所マザーズに上場した。同社は、「気持ちに勝るものはない」を経営理念として、中古車販売並びに安心・快適・楽しいカーライフの提供を通じて「すべての人に感謝・感動・感激を与え続ける伝道師でありたい」をミッションに掲げ、その具現化を目指し、SUV・4WDに特化した中古車販売及びその附帯事業を東海エリアで展開している。


 サービス別では、中古車販売関連(中古車販売、自動車買取)においては、中古車販売のMEGA専門店、国産車専門店、輸入車専門店、買取専門店を展開。本年2月末現在、MEGA専門店2店舗、国産車専門店11店舗、輸入車専門店4店舗、買取専門店1店舗を東海4県で展開している。

 附帯サービス関連(整備・鈑金、保険代理店、レンタカー)においては、中古車販売関連に附帯するサービスとして、整備・鈑金、保険代理店、レンタカーを行っており、安心・快適・楽しいカーライフの提供に取り組んでいる。

 13日に大引け後に発表した今2019年9月期第2四半期業績実績は、 売上高148億0700万円、営業利益1億9600万円、経常利益1億5400万円、純利益1億0200万円に着地。第2四半期営業利益は年計画に対する進捗率が61.3%と順調に推移している。

 今20年9月期業績予想は、売上高256億4000万円(前期比12.7%増)、営業利益3億2000万円(同59.6%増)、経常利益2億2200万円(同47.4%増)、純利益1億2600万円(同38.0%増)を見込む。年間配当予想は、期末一括10円を予定している。

 株価は、上場初日の4月25日に公開価格1400円を25%上回る1750円で初値をつけ、同日に上場来高値1960円と上昇。同26日安値1510円、5月10日安値1565円と売り直されて切り返している。13日に発表した今19年9月期第2四半期決算は好調に推移しており、高値奪回から一段と騰勢を強めるか注目したい。(株式評論家・信濃川)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る