【株式市場】日経平均は朝方179円高まで上げ円安など背景に好業績株や材料株が高い

株式

◆日経平均は2万1307円84銭(57円75銭高)、TOPIXは1553.34ポイント(0.91ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億1175万株

チャート13

 5月20日(月)前場の東京株式市場は、取引開始前に発表された日本のGDP(実質国内総生産、1~3月)や1ドル110円台への円安再燃などを受け、日経平均は55円高で始まった。三菱地所<8802>(東1)が同社初の自社株買いなどを材料に連日活況高。日経平均は取引開始後の179円97銭高(2万1430円06銭)を上値に一進一退となったが、前引けも57円75銭高(2万1307円84銭)で2日続伸基調となった。東証2部指数、マザーズ指数は小安いが、日経JASDAQ平均は高い。

マルハニチロ<1333>(東1)が完全養殖マグロを欧州に出荷との報道などを材料に活況高となり、レオパレス<8848>(東1)は国内系の投資ファンドが買い増し多とされて高い。クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)は最高益予想などが注目されて高値に迫り、イオレ<2334>(東マ)は今期の業績急回復予想などが注目されて高い。

 東証1部の出来高概算は6億1175万株、売買代金は9708億円。1部上場2140銘柄のうち、値上がり銘柄数は758銘柄、値下がり銘柄数は1284銘柄となった。(HC)

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