グッドコムアセットは調整一巡、19年10月期増益・増配予想

株式市場 銘柄

 グッドコムアセット<3475>(東1)は、東京23区中心に新築マンション企画・開発・販売を展開している。19年10月期増益・増配予想である。株価は4月の戻り高値圏から反落してやや上値の重い展開だが、調整一巡して出直りを期待したい。

■新築マンション企画・開発・販売

 東京23区中心に、自社ブランド「GENOVIA」シリーズの新築マンション企画・開発・販売を展開している。また新規事業としてクラウドファンディングを含めた「不動産テック」を開始する。

■19年10月期増益・増配予想

 19年10月期連結業績予想は、売上高が18年10月期比37.7%増の231億66百万円、営業利益が1.4%増の17億01百万円、経常利益が3.9%増の16億27百万円、純利益が3.9%増の11億13百万円としている。配当予想は12円増配の年間47円としている。

 過去最高の販売戸数(国内自社販売、国内業者販売、海外販売の合計で18年10月期比38.7%増の868戸)及び売上高を計画している。

 第1四半期は0.6%減収、31.6%営業減益だったが、販売は第4四半期に集中する見込みだ。通期ベースで好業績を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価(18年4月24日付で東証2部から東証1部に市場変更)は、4月の戻り高値1798円から反落してやや上値の重い展開だが、調整一巡して出直りを期待したい。5月20日の終値は1452円、今期予想連結PERは約9倍、そして時価総額は約106億円である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る