朝日ラバーは15年3月期業績予想の修正と配当の上方修正を発表

株式市場 銘柄

■最終利益が前回予想を大幅に上回ることから、期末配当を5円から10円へ

 朝日ラバー<5162>(JQS)は13日引け後、15年3月期業績予想の修正と配当の上方修正を発表した。

 15年3月期連結業績予想の売上高は、前回予想を40百万円上回る60億90百万円(14年3月期比7.3%増)、営業利益は31百万円下回る1億01百万円(同64.7%減)、経常利益は15百万円下回る1億39百万円(同53.1%減)、純利益は99百万円上回る3億13百万円(同95.6%増)を見込む。

 売上高については、前回予想を上回ったが、営業利益、経常利益については、前社長伊藤潤氏が亡くなったことで、販売費及び一般管理費に役員退職慰労引当金繰入額として79百万円を計上することにより、前回予想を下回ることになった。
 純利益については、受取保険金を特別利益に計上することと役員退職慰労金に対する繰延税金資産計上に伴う税金費用の減少等により、前回予想を上回ることになった。

 配当に関しては、最終利益が前回予想を上回ることから、期末配当を当初予想の5円から10円に上方修正した。

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