【株式市場】日経平均は一時115円高まで上げ日米貿易交渉の選挙後の観測など材料視

株式

◆日経平均は2万1181円80銭(64円58銭高)、TOPIXは1546.90ポイント(5.69ポイント高)、出来高概算(東証1部)はすくなく4億7323万株

チャート13

 5月27日(月)前場の東京株式市場は、来日中の米トランプ大統領が日米の貿易交渉について7月の参議院選挙の後になるとしたことなどを受け、トヨタ自動車<7203>(東1)が小安く始まったあと一気に切り返して高くなるなど、自動車、機械、鉄鋼、精密機器、金属製品、などが総じて堅調になった。日経平均は31円高で始まり、10時前に115円16銭高(2万1232円38銭)まで上げた。その後は一進一退となったが、前引けも64円58銭高(2万1181円80銭)と堅調だった。東証2部指数、マザーズ指数は小安いが、日経JASDAQ平均とも高い。

北の達人コーポレーション<2930>(東1)が通販化粧品の品切れ、予約待ち3万人超との発表を材料にストップ高となり、リミックスポイント<3825>(東2)ビットワンG<2338>(東2)は仮想通貨相場が2018年の大相場後の急落から半値戻しの水準を回復してきたことなどが言われて高い。朝日ラバー<5162>(JQS)は今3月期末の創業50周年の記念配当などが注目されて反発。

 東証1部の出来高概算は少な目で4億7323万株、売買代金は7426億円。1部上場2141銘柄のうち、値上がり銘柄数は1267銘柄、値下がり銘柄数は759銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る