日産自が出直り拡大、ルノーにフィアット・クライスラーが統合計画と伝わる

株式市場 銘柄

■日産自の統合新会社の持ち分は7.5%となり議決権も付与の見通しと伝わる

日産自動車<7201>(東1)は5月28日、買い気配のあと4%高の777.8円(30.0円高)で始まり、2日続伸基調の出直り継続となっている。資本関係のあるルノー(フランス)に対し、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が経営統合を提案と27日夜に伝えられ、思惑買いが集まっているという。

 ブルームバーグニュース(5月27日19時19分配信)は、「フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が仏ルノーに提案した経営統合計画で、ルノー株を保有する日産自動車の統合新会社への持ち分は7.5%となり、議決権も付与される見通しであることがわかった。事情に詳しい関係者が明らかにした」と伝えた。(HC)

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