アスカネットは19年4月期業績と期末配当を上方修正

■2期振りに最高益更新で着地する見込み

アスカネット<2438>(東マ)は、19年4月期業績と期末配当を上方修正した。その結果、2期振りに最高益更新で着地する見込みとなった。

 パーソナルパブリッシングサービス事業において、特にOEM供給が好調であったことに加え、プロフェショナル写真家向け売上やマイブックブランドのコンシューマー向け売上も堅調に推移したことにより、生産稼働率が向上したことを上方修正の理由として挙げている。

 売上高は前回予想を1億84百万円上回る62億95百万円(増減率3.0%増)、営業利益は62百万円上回る8億68百万円(同7.8%増)、経常利益は62百万円上回る8億73百万円(同7.7%増)、純利益は31百万円上回る5億98百万円(同5.6%増)となる見込み。

 ちなみに、18年4月期比では、売上高6.6%増、営業利益10.2%増、経常利益9.8%増、純利益7.6%増となり、これまでの最高益であった17年4月期を上回る見込みとなり、2期振りに最高益更新となる。

 また、19年4月期が好業績となったことから、期末配当についても前回予想の10円から11円に上方修正することとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る