【新規上場(IPO)銘柄】フレアスは「高付加価値マッサージ」 を提供、連続営業最高益更新見通し

株式市場 IPO 鐘

フレアス<7062>(東マ)は、3月28日に東京証券取引所マザーズに上場した。同社は、「人と人とのふれあいを大切にし、社会貢献すると共に、社員の物心の幸せを追求する」の会社理念、「全国津々浦々に一人でも多くの方に速やかにフレアスのサービスを提供し、日本の在宅事情を明るくする。」の経営ビジョンを掲げ、より高い技能を基に利用者の満足度を高める「高付加価値マッサージ」 を、国家資格者であるマッサージ師によって、在宅訪問でサービスを提供している。

 同社事業の91%はマッサージ事業で、活動困難者(介助なしで通院が困難な方)を対象として、医師の指示・同意に基づいてサービスを提供しているほか、その他の事業においては、訪問看護及び介護などを実施している。

 マッサージサービスでは、直接雇用のあん摩マッサージ指圧師(国家資格を有する者)が、充実した研修制度と厳しい品質管理体制のもとサービスを提供している。

 訪問看護サービスでは、看護師や理学療法士等がご利用者様のお住まいに直接訪問し、療養生活を送られている方の看護を行っている。

 訪問介護サービスでは、利用者ができる限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、訪問介護士(ホームヘルパー)が利用者の自宅を訪問し、食事・排泄・入浴等の介護(身体介護)や、掃除・洗濯・買い物・料理等の日常生活の支援(生活援助)を行っている。

 前2019年3月期業績実績は、売上高37億1100万円(前の期比13.0%増)、営業利益2億7600万円(同67.9%増)、経常利益3億1300万円(同61.5%増)、純利益1億7600万円(同60.6%増)に着地。

今20年3月期業績予想は、売上高41億9200万円(前期比13.0%増)、営業利益2億9100万円(同5.4%増)、経常利益3億3300万円(同6.5%増)、純利益1億8600万円(同5.8%増)と連続営業最高益更新を見込む。上場で調達した資金は、事業所展開や人材確保、借入金返済などに充てる計画で、年間配当予想は、無配を予定している。

 株価は、上場初日の3月28日に公開価格1850円の2.19倍相当の4045円で初値をつけ、同日高値4080円と上昇、5月24日に上場来安値1968円と換金売りに押された後、同27日高値2589円と買われもみ合っている。国の「在宅シフト政策」により増加する潜在利用者の取り込みに向けて、拠点数の急拡大で成長は続く見通し。底値は確認した感があり、ここから2000円前後に突っ込む場面があれば、買い好機となりそうだ。(株式評論家・信濃川) 

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