【株式市場】東証33業種のうち値上がりは7業種のみだが日経平均はNY株に比べ底堅い

株式

◆日経平均は2万824円91銭(178円46銭安)、TOPIXは1522.03ポイント(14.38ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億6189万株

チャート10 5月30日(木)前場の東京株式市場は、NYダウが2日続けて200ドル以上の下げとなり、株価指数の先物が先行安し、日経平均は121円安で始まったあと10時頃に190円安まで下押した。中で、三菱商事<8058>(東1)アルコニックス<3036>(東1)大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>(東1)などが中国によるレアアースや希少金属の禁輸の可能性を材料にジリ高傾向となり、石油株や保険株も総じて堅調。日経平均は前引け間際の194円08銭安(2万809円29銭)を下値に底堅かった。前引けは178円46銭安。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均ともに安い。

 インフォコム<4348>(東1)パピレス<3641>(JQS)が高く、電子コミックの翻訳・海外展開を促進させる合弁新会社などが注目された。リボミック<4591>(東マ)は共同開発中の新薬候補に関する特許が注目されて急伸。

 東証1部の出来高概算は5億6189万株、売買代金は9465億円。1部上場2140銘柄のうち、値上がり銘柄数は497銘柄、値下がり銘柄数は1557銘柄となった。(HC)

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