アルデプロは底値圏、19年7月期最終黒字化予想
- 2019/6/10 08:18
- 株式投資ニュース
アルデプロ<8925>(東2)は不動産仕入・販売の不動産再活事業を主力としている。19年7月期最終黒字化予想である。なお18年12月発行の第8回新株予約権の残存する全部を取得・消却(6月18日予定)する。株価は軟調展開だが概ね底値圏だろう。
■不動産再活事業が主力
収益ビルやマンションなど不動産仕入・販売の不動産再活事業を主力として、不動産賃貸収益等事業も展開している。
■19年7月期最終黒字化予想
19年7月期連結業績予想は、売上高が18年7月期比2.4倍の272億円、営業利益が99.6%増の22億円、経常利益が14億円の黒字(18年3月期は7億22百万円の赤字)、純利益が10億20百万円の黒字(同11億93百万円の赤字)としている。
第2四半期累計は、東京都中央区所在の販売用不動産信託受託権売却で投下資金回収を優先事項としたため赤字だったが、通期最終黒字化予想を据え置いている。東京都港区所在の販売用不動産、東京都港区所在の収益ビルの売却を見込んでいる。
■株価は底値圏
株価は軟調展開だが概ね底値圏だろう。6月7日の終値は35円、今期予想連結PERは約12倍、時価総額は約118億円である。