【株式市場】材料株など強く日経平均は軟調だがJPX日経400などは高い

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは1万9896円94銭(8円52銭安)、TOPIXは1590.17ポイント(3.91ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億6271万株

チャート5 14日前場の東京株式市場は、政府関係者の円安行き過ぎ発言があったとされて対ドル、ユーロとも円高基調になったため、キヤノン<7751>(東1)が高い一方でファナック<6954>(東1)は安いなど、主力株の足並みがそろわない印象があり、日経平均は朝方の76円81銭安(1万9828円65銭)を安値に一進一退となった。ただ、TOPIXやJPX日経400は小高く、東証マザーズ指数も堅調となっている。

 円高によって紙・パ株が高く、好決算と株式分割を発表したトレジャー・ファクトリー<3093>(東1)や骨再生誘導剤に関する発表を行った東洋紡<3101>(東1)などが高く、日本メディカルネットコミュニケーションズ<3645>(東マ)は新事業のスマートフォン向けゲーム配信などが材料視されてストップ高。昨年12月上場のスノーピーク<7816>(東マ)も出直りを強めた。

 東証1部の出来高概算は8億6271万株、売買代金は9861億円。1部上場1880銘柄のうち、値上がり銘柄数は1204銘柄、値下がり銘柄数は513銘柄となっている。

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