コンヴァノは底値圏、20年3月期大幅増益予想
- 2019/6/17 06:25
- 株式投資ニュース
コンヴァノ<6574>(東マ)はネイルサロン「ファストネイル」をチェーン展開している。20年3月期大幅増益予想である。株価は18年4月IPO時の高値から4分の1水準で底値圏だろう。反発を期待したい。
■ネイルサロンをチェーン展開
ネイルサロン「ファストネイル」をチェーン展開するネイル事業、CM動画放映や試供品配布などのメディア事業を展開している。
ネイルサロンは三大都市圏(関東、関西、東海)の商業施設内中心に店舗展開し、19年3月末店舗数は53店舗(うちFC1店舗)である。自社開発WEB予約システム「FASTNAIL TOWN」も活用して集客を促進している。
■20年3月期大幅増益予想
20年3月期連結業績(IFRS)予想は、売上収益が19年3月期比4.5%増の23億50百万円、営業利益が43.7%増の2億15百万円、親会社所有者帰属当期利益が46.3%増の1億30百万円としている。
新規出店は優良な商業施設内に厳選する。既存店舗の人員強化を優先し、集客力のある店舗へのリソース集中を推進して大幅増益予想としている。19年3月期は計画未達で微増益にとどまったが、20年3月期の収益拡大を期待したい。
■株価は底値圏
株価は6月11日安値680円まで下押したが、18年4月IPO時高値2589円から4分の1水準で底値圏だろう。反発を期待したい。6月14日の終値は697円、今期予想連結PERは約12倍、時価総額は約15億円である。