【株式市場】円安再燃し日経平均は中盤から強含んで堅調、TOPIXは小安い

株式

◆日経平均は2万1136円49銭(19円60銭高)、TOPIXは1542.90ポイント(3.81ポイント安)、出来高概算(東証1部)は4億4483万株

チャート6

 6月17日(月)前場の東京株式市場は、円相場が前週末に比べ対ドルで30銭前後の円安で始まったあと円安基調を強める場面があり、トヨタ自動車<7203>(東1)は小安く始まったあと次第に強含んだ。日経平均は21円安で始まったあと持ち直し、10時半頃から堅調に転換。11時前には68円36銭高(2万1185円25銭)まで上げた。前引けは19円60銭高(2万1136円49銭)だった。日経JASDAQ平均もしっかり。半面、東証2部指数、マザーズ指数は小安い。

フリービット<3843>(東1)が前週末発表の4月決算と今期見通しなどを材料に一段高となり、ラクーンHD<3031>(東1)は13日発表の決算などへの評価が再燃とされて急反発。リミックスポイント<3825>(東2)はビットコイン相場高が材料視されて高い。モルフォ<3653>(東マ)は前週末発表の四半期決算などが注目されて高い。

 東証1部の出来高概算は少なく4億4483万株、売買代金は7710億円。1部上場2143銘柄のうち、値上がり銘柄数は643銘柄、値下がり銘柄数は1386銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  2. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  3. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  4. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  5. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  6. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る