ログリーは底値圏、20年3月期増収増益予想
- 2019/6/18 07:04
- 株式投資ニュース
ログリー<6579>(東マ)はアドテクノロジー事業を展開している。20年3月期増収増益予想である。株価は5月の上場来安値に接近しているが、ほぼ底値圏だろう。反発を期待したい。
■アドテクノロジー事業を展開
18年6月東証マザーズに新規上場した。アドテクノロジー事業を展開し、ネイティブ広告配信プラットフォーム「LOGLY lift」や、メディアサイトのユーザー定義と増加を支援する分析コンサルティングサービス「Loyalfarm」などを提供している。19年4月にはCookieを使用せずにユーザー属性を推定する技術で特許を取得した。
■20年3月期増収増益予想
20年3月期の非連結業績予想は、売上高が19年3月期比27.7%増の30億29百万円、営業利益が8.5%増の1億90百万円、経常利益が19.2%増の1億91百万円、純利益が15.7%増の1億20百万円としている。
Lift事業本部の営業人員の拡大を第1四半期前半までに完結し、フロント営業を強化して媒体社からの新たな広告枠獲得を推進する。さらに「LOGLY lift」周辺領域を拡充するため、ネイティブ広告動画「LOGLY lift Video」の拡販を推進する。好業績を期待したい。
■株価は底値圏
株価は5月の上場来安値2064円に接近しているが、ほぼ底値圏だろう。反発を期待したい。6月17日の終値は2257円、今期予想PERは約35倍、時価総額は約42億円である。