チームスピリットは高値圏、19年8月期大幅増益予想
- 2019/6/19 08:41
- 株式投資ニュース
チームスピリット<4397>(東マ)は、従業員勤怠管理などの働き方改革プラットフォーム「TeamSpirit」を提供している。19年8月期大幅増益予想である。好業績を期待したい。株価は上場来高値圏だ。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。
■働き方改革プラットフォーム「TeamSpirit」を提供
18年8月東証マザーズに新規上場した。従業員勤怠管理・就業管理・経費精算・電子稟議・SNSなどのアプリケーションを一つにまとめた働き方改革プラットフォーム「TeamSpirit」をクラウドサービスで提供している。
月額課金型のライセンス収入が収益柱である。19年8月期第2四半期末の契約ライセンス数は17.5万、契約社数は1118社である。
■19年8月期大幅増益予想
19年8月期の非連結業績予想は、売上高が18年8月期比51.7%増の18億69百万円、営業利益が3.6倍の2億50百万円、経常利益が4.6倍の2億50百万円、純利益が2.5倍の2億31百万円としている。
第2四半期累計は売上高が8億43百万円、営業利益が90百万円だった。受注好調で売上高は51.9%増収、営業利益は2.6倍増収と大幅伸長した。通期予想に対する進捗率は低水準の形だが、通期ベースでも契約ライセンス数が増加し、月額課金型のライセンス売上、導入・運用サポートのプロフェッショナルサービス売上とも大幅伸長する見込みとしている。好業績を期待したい。
■株価は高値圏
株価(19年6月1日付で株式2分割)は上場来高値圏だ。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。6月18日の終値は3375円、時価総額は約445億円である。