コーセルは19年5月期業績予想の下方修正、自社株買い、自己株式の消却を発表
- 2019/6/19 13:21
- 株式投資ニュース
◆今後の株価の動向に注目が集まる
コーセル<6905>(東1)は本日、19年5月期業績予想の下方修正、自社株買い、自己株式の消却を発表した。
下方修正の理由としては、上半期まで総じて堅調に推移したが、下半期には米中 貿易摩擦の影響拡大に伴い、中国経済の減速感が強まり、エレクトロニクス業界でも、スマートフォン市場やデータセンター関連の設備投資が減速したことから、受注が大幅に減少したことを挙げている。
その結果、前回予想業績から、売上を13億07百万円、営業利益を1億92百万円、経常利益を3億51百万円、純利益を3億05百万円下方修正した。
また、同時に自社株買いを発表した。取得期間は6月25日から10月31日まで、取得株数は100万株(上限)で、取得価額の総額は10億円(上限)としている。
さらに、自己株式150万株の消却も発表した。消却予定日は7月10日としている。消却前発行済株式総数に対する割合は4.03%と株数が多いことから、今後の株価の動向に注目が集まる。