八洲電機は調整一巡、20年3月期営業増益予想
- 2019/6/20 09:02
- 株式投資ニュース
八洲電機<3153>(東1)は日立系の電機技術商社で、設計・施行を行うエンジニアリング商社への転換を推進している。20年3月期営業増益予想である。株価は上値の重い展開だが、調整一巡して出直りを期待したい。
■日立系の電機技術商社
日立系の電機技術商社で、プラント事業、産業・交通事業、電子デバイス・コンポーネント事業を展開している。製品販売中心の電気技術商社から、設計・施行を行うエンジニアリング商社への転換を推進している。
■20年3月期営業増益予想
20年3月期の連結業績予想は売上高が19年3月期比6.0%増の740億円、営業利益が2.2%増の24億円、経常利益が3.0%増の26億円、そして純利益が7.4%減の17億円としている。純利益は19年3月期に計上した固定資産売却益が剥落して減益だが、需要が堅調に推移して増収・営業増益予想である。収益拡大を期待したい。
■株価は調整一巡
株価は上値の重い展開だが、調整一巡して出直りを期待したい。6月19日の終値は814円、今期予想連結PERは約10倍、時価総額は約177億円である。