寿スピリッツ:2015年3月期、通期売上高(概算)前期を上回る模様

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■厳しい環境下、シュクレイ19.8%、九十九島G9.8%増などに成果

 寿スピリッツ<2222>(東1)は、2015年3月期通期の売上高状況(概算)を開示した。なお、決算発表は5月13日の予定であり、2月2日に開示した通期業績予想を据え置いている。

 発表によると売上高見込みは、山陰地区、東海地区が前期開催の遷宮イベント特需の反動減で落ち込んだ半面、直営店舗並びに催事展開の強化などで首都圏での売り上げが好調に推移した結果、通期売上高(概算)は前年同期比0.1%増の22,977百万円となる模様だ。

 セグメント別では、寿製菓、販売子会社及び但馬寿が、主に前期の遷宮イベント特需の反動で減収見込みである一方、ケイシイシイが、ルタオの道内での卸展開の強化などにより前年同期比0.8%増、九十九島グループはフレンチトースト専門店「Ivorish(アイボリッシュ)」の新規出店などにより同9.8%増、また、首都圏での多ブランド展開に注力、販売力を強化したシュクレイが同19.8%増になる模様である。なお、その他分野は健康食品の会員制直販事業を中止しており主として同事業関連が減収となる。

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