カルナバイオSは後場もストップ高続く、ライセンス供与による一時金を好感

株式市場 銘柄

■新規がん免疫療法に関する権利を米社に供与し約21億円を受領

カルナバイオサイエンス(カルナバイオS)<4572>(JQG)は6月26日、2日続けて買い気配のままストップ高(300円高の1362円)に達し、後場も14時を過ぎてまだ売買が成立していない。25日朝、米ギリアド・サイエンシズ・インク(Gilead Sciences,Inc.、ギリアド社)へのライセンス供与契約と一時金20百万ドル(約21億円)の受領、連結業績見通しの上方修正を発表し、注目集中となった。

 今12月期の連結売上高の予想については、創薬事業を21.00億円(前回公表予想比16.60億円増、従来予想比377.3%増)、創薬支援事業を9.38億円(同1.38億円増、同17.3%増)、連結売上高を30.38億円(同17.98億円増、同145.0%増)にそれぞれ上方修正した。修正後の今期予想1株利益は20円12銭。(HC)

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