ヴィスコ・テクノロジーズは下値固め完了、20年3月期増収・営業増益予想
- 2019/6/27 08:44
- 株式投資ニュース
ヴィスコ・テクノロジーズ<6698>(東2)は画像検査処理装置のファブレスメーカーである。20年3月期増収・営業増益予想である。収益拡大を期待したい。株価は下値固め完了して反発を期待したい。
■画像検査処理装置のファブレスメーカー
画像検査処理装置のファブレスメーカーで、コネクタ検査用など電子部品業界向けを主力としている。中期経営計画では21年3月期の売上高50億50百万円、経常利益7億70百万円、純利益5億30百万円、ROE17.8%を目指している。
■20年3月期増収・営業増益予想
20年3月期連結業績予想は売上高が19年3月期比15.0%増の41億円、営業利益が8.6%増の5億90百万円、経常利益が11.8%増の5億40百万円、純利益が4.0%減の3億90百万円としている。
純利益は中国子会社の繰越欠損金解消に伴って課税が発生するため微減益だが、車載向けを中心にコネクタ検査用途が伸長し、開発投資や人件費の増加を吸収して営業増益予想である。収益拡大を期待したい。
■株価は下値固め完了
株価(18年12月13日付でJASDAQから東証2部に市場変更)は安値圏だが、下値固め完了して反発を期待したい。6月26日の終値は1414円、今期予想連結PERは約23倍、時価総額は約90億円である。