アクリートは反発の動き、19年12月期増収増益予想
- 2019/6/28 09:27
- 株式投資ニュース
アクリート<4395>(東マ)は国内最大級のSMS配信サービス企業である。配信数が増加基調で19年12月期増収増益予想である。株価は反発の動きを強めている。底打ちして出直りを期待したい。
■国内最大級のSMS配信代行サービス
18年7月東証マザーズに新規上場した。国内最大級のSMS(ショートメッセージ)配信サービス企業で、主に企業から個人向けへのSMS配信代行サービスを展開している。
■19年12月期増収増益予想
19年12月期非連結業績予想は、売上高が18年12月期比23.9%増の16億円、営業利益が9.6%増の2億70百万円、経常利益が21.1%増の2億70百万円、純利益が18.1%増の1億80百万円としている。競合他社との価格競争などで利益率低下を見込むが、市場拡大も背景として配信数が増加基調である。
第1四半期は、売上高が前年同期比10.8%増の3億58百万円で、営業利益が42.2%増の72百万円だった。SMS配信数が3.5%増の95百万通、最終顧客数が45.0%増の518社と伸長した。
通期予想に対する進捗率は売上高が22.4%、営業利益が26.7%と順調だった。通期も好業績を期待したい。
■株価は反発の動き
株価は反発の動きを強めている。底打ちして出直りを期待したい。6月27日の終値は892円、今期予想PERは約27倍、時価総額は約49億円である。