シコリ玉は衣替えのごとく一新すべし=犬丸正寛の相場格言
- 2019/6/29 08:00
- 特集
■シコリ玉は衣替えのごとく一新すべし
最近は、とくに都会では季節感が薄れスーツなどは冬夏兼用でも通そうと思えば通せそうです。かつては、衣替えして冬と夏の間に春物、秋物とを着分けたものですが、最近は衣替えの意識がなくなったはいえないまでも薄れているようです。結果、タンスには着ないままの衣服が仕舞ったままということが多いようです。
この点に着目して衣服等のリサイクルで好業績を挙げているトレジャーファクトリー(3093)はマーケットで人気となっています。株投資でもとくに中長期投資ではタンス株券的に仕舞い込んだままの銘柄は案外多いようです。長期投資なら3年ごと、中期投資なら3カ月に1度ていどの衣替え的発想で見直すのもよいと思います。3年前にナウイ商品だったものでも流行遅れになっているかもしれないように、銘柄も時代の流れにマッチしなくなっていることも予想されます。