ケイアイスター不動産がAIプロデュースに多彩な活動を展開する中村健太氏を招聘

■「社外CAO(最高AI責任者)」として「不動産×IT」戦略を監修

ケイアイスター不動産<3465>(東1)は7月2日の夕方、ITによる新製品・新サービスの開発や業務改善などの「不動産×IT」成長戦略を強化する目的で、このほど、AI特化型メディア企業から「社外CAO(最高AI責任者)」を招聘したと発表した。

■AIで市況判断や工程を最適化し、IoTなどにより住宅を高付加価値化

 招聘したのは、2014年より日本ディレクション協会会長・理事を務める中村健太氏(以下、中村氏)。AI特化型メディア企業で国内最大規模のAIカンファレンス「THE AI」の開催やメディア事業、及びAIをはじめとした先端技術の事業実装を推進する株式会社レッジ(東京都品川区、橋本和樹代表取締役)のCMO(Chief Marketing Officer)で、同社のAIコンサル事業統括、企画プロデュースマネージャーでもある。

 中村氏は、発想と実装を繋ぐをコンセプトに、理論や研究ではない、KPI・売上利益・数値外バリューに直結する「AIのビジネス実用」に豊富な実績と知見を持つ事業プロデューサーとして活躍中で、専門分野はAI,IoT,XR,cloudなど先端技術。ハンズオンでのビジネスプロデュース(新規事業開発・推進、既存事業グロース)、web戦略、マーケティング、オウンドメディア編集・執筆、グロースハック専門書籍・メディア執筆などに多数・多彩な活動を展開している。

■19年6月に「不動産×IT」の成長戦略「ReTech『5本の矢』」を掲げ、社長直轄で推進

 ケイアイスター不動産では、2018年10月にIT推進室を設置し、19年6月に「不動産×IT」の成長戦略「ReTech『5本の矢』」を掲げ、社長直轄でIT化を推し進めている。これを実行する為には、不動産や住宅の市況判断や建築工程の最適化、そしてIoTなどによる住宅の高付加価値化が必要となり、AI(人工知能)などの最先端技術を有する企業と共に、業界に先駆けて技術導入を図るケイパビリティ(組織的能力)を高めることが不可欠。そこで、AIの最先端技術に関し高度に専門的かつ広範な知見を有する社外CAOを招聘することが、戦略実行の加速につながると考え、国内最大級のPV数を誇るAI特化型メディア「Ledge.ai」の運営を行い、AIの導入及びビジネス活用支援において大手クライアントをはじめ豊富な実績を持つレッジ社CMOの中村氏を、ケイアイスター不動産の社外CAO(最高AI責任者)として招聘した。

 中村氏は、18年10月からケイアイスター不動産のIoT及びデジタルマーケティング関連のプロジェクトにコンサルタントとして参画しており、今回の社外CAO招聘により、「ReTech『5本の矢』」に基づく各プロジェクトおよび施策をより俯瞰的に監修する。(HC) 

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