プラマテルズは調整一巡、20年3月期減収減益予想だが保守的

【アナリスト水田雅展の銘柄分析

 プラマテルズ<2714>(JQ)は合成樹脂の専門商社である。積極的な商流開拓や高付加価値商材拡販を推進している。20年3月期減収減益予想だが保守的だろう。収益拡大を期待したい。株価は小動きだが下値を切り上げている。調整一巡して出直りを期待したい。なお7月29日に第1四半期決算発表を予定している。

■双日グループの合成樹脂専門商社、高付加価値商材を拡販

 双日<2768>グループの合成樹脂専門商社である。エンジニアリング系樹脂やスチレン系樹脂を主力に、オレフィン系樹脂、PET樹脂なども取り扱っている。需要先は精密機器、家電・電子、医療機器、建材、自動車部品、ホビー、衛生材料、パッケージング(包装)など幅広く、合成樹脂原料に関する高い専門性、提案力・ネットワーク力、少量多品種即納体制を強みとしている。

 高付加価値商材の拡販、良質な商権を持つ優良会社の営業権取得やM&Aを積極化するとともに、海外はアジア地域の中国、台湾、フィリピン、タイ、インド、マレーシア、ベトナムに積極展開している。

 19年3月期の商材別売上高構成比はエンジニアリング系樹脂39.9%、スチレン系樹脂20.5%、オレフィン系樹脂10.5%、PET樹脂6.1%、製品(合成樹脂関連他)12.6%など、販売先業界別売上高構成比は精密機器37.5%、家電・電子16.8%、建材8.2%、医療資機材7.8%、パッケージング・日用品6.5%などとなっている。海外売上高比率は38.4%である。

■20年3月期減収減益予想だが保守的

 20年3月期連結業績予想は、売上高が19年3月期比3.2%減の630億円、営業利益が8.4%減の11億30百万円、経常利益が6.8%減の10億70百万円、純利益が4.1%減の7億円としている。配当予想は19年3月期と同額の年間23円(第2四半期末10円、期末13円)で、予想配当性向は28.1%となる。

 米中貿易協議の行方やのアジア地域への影響などを考慮して減収減益予想だが、保守的だろう。収益拡大を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価は小動きだが下値を切り上げている。調整一巡して出直りを期待したい。7月2日の終値は528円、今期予想連結PER(会社予想連結EPS81円89銭で算出)は約6倍、今期予想配当利回り(会社予想年間23円で算出)は約3.3%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS1209円43銭で算出)は約0.4倍、時価総額は約45億円である。(日本インタビュ新聞社アナリスト水田雅展)

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