キャリアリンクが2月期第2四半期連結業績予想を上方修正

■BPO案件の受注増などが寄与

キャリアリンク<6070>(東1)が2日に2020年2月期第2四半期連結業績予想の上方修正を発表した。

 売上高は前回予想(4月12日)に対して46百万円増額して105億18百万円(前年同期比15.0%増)、営業利益を1億02百万円増額して2億39百万円(前年同期は14百万円)、経常利益を1億04百万円増額して2億39百万円(同60百万円)、四半期純利益を71百万円増額して1億60百万円(同16百万円)へ上方修正した。


 製造加工メーカーからの受注量が減少するが、民間企業向け既存BPO案件の一部で受注量が増加。また、官公庁向けBPO案件の新規受注高が予想を上回る見込みであることなどが寄与する。利益面では、新規受注案件にかかる就業スタッフ募集費の節減及び就業スタッフの定着化並びに事務職社員の不補充、事務所移転等による賃借料の削減など収益改善対策により、各利益ともに予想を上回る見通しとなった。

 なお、2020年2月期通期の業績予想については、従来予想を据え置いた。

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