日本アジア投資が再び上昇、香港の市民運動激化も思惑材料との見方

株式市場 銘柄

■地域金融機関との連携事業も注目され2段上げ相場を期待する様子

日本アジア投資<8518>(東1)は7月3日、急反発して始まり、取引開始後に17%高の310円(46円高)まで上昇。6月下旬から始まった急騰相場での高値336円に向けて切り返している。手掛かり材料は幾つか言われているが、香港で市民運動の激化が伝えられ、日本などに資産を退避する動きなどを念頭に思惑買いする動きがあるようだ。

 再生可能エネルギー事業やアジア地域からの対日投資支援事業などを行い、株価は6月24日から急伸商状となっている。会社発表のニュースとしては、6月25日付で、地域金融機関との連携事業として三重県の地域商社、(株)ネーブル・ジャパン向けの投資を発表したことがあるが、時期的には香港での市民運動の激化とも重なる。目先的には、急伸した時の高値336円を抜く相場に発展する2段上げ型のコースがイメージされているようだ。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る