みちのく銀行は堅調、「債権の取立不能のおそれ」の影響は限定的
- 2019/7/3 10:59
- 株式投資ニュース
■地方の景気動向に改めて気を回す様子も
みちのく銀行<8350>(東1)は3月3日、朝方の1654円(10円安)を下値に切り返し、11時にかけては1668円(4円高)前後で推移し、底堅さをみせている。2日の夕方に「債権の取立不能のおそれ」を発表したが、悪材料としては影響薄のようだ。
3日の夕方、取引先である株式会社千代田信用(青森県)が7月1日付けで営業を停止し、破産手続開始の申立ての準備に入ったことが判明したことにともない、同社に対する債権(貸出金)461百万円について取立不能又は取立遅延のおそれが生じたと発表した。市場関係者には、地方の景気動向に改めて気を回す様子がある。(HC)