エル・ティー・エスは戻り試す、19年12月期増収増益予想
- 2019/7/5 06:16
- 株式投資ニュース
エル・ティー・エス<6560>(東マ)は、AI・RPAやビジネスプロセスマネジメントを活用し、働き方改革を支援するプロフェッショナルサービス事業を主力としている。19年12月期増収増益予想である。株価は底固め完了して下値を切り上げている。戻りを試す展開を期待したい。
■ビジネスプロセスマネジメントを活用したプロフェッショナルサービス事業
AI・RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)やビジネスプロセスマネジメントを活用し、企業変革と働き方改革を支援するプロフェッショナルサービス事業を主力としている。プラットフォーム事業も展開している。
18年9月にはGRANDITとERP・RPA導入時の業務コンサルティング支援で協業を開始、19年3月にはOracle PBCS導入・RPA自動連係ソリューションの提供を開始した。
■19年12月期増収増益予想
19年12月期の連結業績予想は、売上高が18年12月期比7.0%増の32億円、営業利益が11.0%増の3億円、経常利益が9.4%増の2億95百万円、純利益が8.2%増の2億円としている。プロフェッショナルサービス事業5.1%増収、プラットフォーム事業29.1%増収を計画し、成長投資負担を吸収する。
第1四半期は前年同期比11.3%増収、52.0%営業増益だった。プロフェッショナルサービス事業が12.0%増収、プラットフォーム事業4.4%増収と伸長した。通期も収益拡大を期待したい。
■株価は戻り試す
株価は底固め完了して下値を切り上げている。戻りを試す展開を期待したい。7月4日の終値は1765円、時価総額は約72億円である。