ツクイスタッフは底打ち感、20年3月期増収増益予想
- 2019/7/8 06:41
- 株式投資ニュース
ツクイスタッフ<7045>(JQ)は介護・医療に特化した人材サービス事業を展開している。20年3月期は人材紹介の大幅伸長を目指し、増収増益予想である。株価はIPO後の落ち着きどころを探る段階だが、底打ち感を強めている。出直りを期待したい。
■介護・医療に特化した人材サービス事業
18年12月JASDAQに新規上場した。16年1月ツクイ<2398>の人材開発事業を分社化して設立し、介護・医療に特化した人材サービス事業を展開している。売上サービス区分は人材派遣、紹介予定派遣、人材紹介、委託、教育研修、その他としている。
中期成長に向けて、介護医療事業者の成長を支援する総合コンサルティングカンパニーを目指すとしている。
■20年3月期増収増益予想、人材紹介の大幅伸長目指す
20年3月期非連結業績予想は売上高が19年3月期比4.1%増の84億66百万円、営業利益が5.9%増の4億72百万円、経常利益が11.3%増の4億64百万円、純利益が12.8%増の3億06百万円としている。直接雇用である人材紹介の大幅伸長を目指し、増収増益予想である。収益拡大を期待したい。
■株価は底打ち感
株価は18年12月高値4325円からほぼ半値水準となる4月安値2310円まで下押したが、その後は2500円~2700円近辺で推移している。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、底打ち感を強めている。出直りを期待したい。7月5日の終値は2578円、時価総額は約40億円である。